肌のハリが低下する原因とデイリー＆スペシャルケアの方法

「電車の窓ガラスに映った顔をふと見て、老けたと感じた」
「フェイスラインが垂れ下がって顔が大きくなった気がする……」
このような悩みに当てはまるという方は、肌のハリの低下が考えられます。
年齢とともに肌の悩みが増えていくのは当然とも言えますが、肌のハリが低下するとシワやたるみなども増えていき、一気に老けた印象を与えてしまいます。
重力に負けないハリのある肌をゲットするためにも、肌のハリが低下する原因やケア方法を学んでいきましょう。

肌のハリが低下する原因とは？

・加齢によるコラーゲンやエラスチンの低下
肌のハリや弾力を支えているのは、真皮に存在するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など。これらの成分は線維芽細胞という細胞から生成されていますが、加齢とともに働きが衰えていき、数も減っていきます。すると、コラーゲンなどの量も減っていき、肌のうるおいやハリ、弾力が低下してしまうのです。

・紫外線によるダメージ
紫外線といえば、シミや日焼けなどを連想する方が多いでしょう。しかし、紫外線は肌のハリの低下の原因にもなります。
紫外線を浴び過ぎると、肌の奥にまでダメージが及び、コラーゲンやエラスチンが傷ついたり変性したりするのです。コラーゲンやエラスチンのダメージは、肌のハリの低下につながります。

・女性ホルモンの減少
女性ホルモンの1つであるエストロゲンは、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させる働きがあります。しかし、エストロゲンは加齢とともに減少していくため、これにともないコラーゲンやエラスチンも少なくなっていきます。

・ターンオーバーの乱れ
睡眠不足や栄養バランスの偏りなど、生活習慣の乱れも肌のハリを低下させる原因に。
生活習慣の乱れは、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを崩すため、肌には古い角質が蓄積されていき、ゴワつきやくすみなどを招きます。肌に古い角質が溜まると、化粧水や乳液などの成分が肌に届きづらくなり、効果的に保湿ができません。これが肌の乾燥を招き、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの減少にもつながります。

肌のハリをキープするためのデイリー＆スペシャルケア方法

肌のハリをキープするためには、日頃から保湿ケアを徹底することが大切です。
そのためには、まずピーリングなどを行って古い角質を取り除きましょう。ゴワつきなどをオフしておくことで、保湿成分をしっかりと肌に与えることができます。自宅でピーリングを行う場合には、敏感肌でも使用できる低刺激のものを選ぶと安心です。
また、保湿ケアに使用するアイテムは、美容成分がたっぷりと配合されたものを選ぶのもポイントの1つ。ビタミンAやプラセンタは線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促してくれる成分です。これらの成分に注目するのがおすすめです。
さらに保湿ケアと合わせて、紫外線対策や生活習慣の改善も意識したいもの。夏だけでなく年間を通して紫外線ケアを行い、睡眠不足やバランスの悪い食生活を改善しましょう。
そして、スペシャルケアとして取り入れたいのが、臍帯血幹細胞培養液上清液の注入です。臍帯血幹細胞培養液上清液を注入することで、加齢や紫外線の影響で衰えてしまった線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成を促します。これによって肌のハリをキープすることができるのです。
肌にメスを入れない治療法なので、スペシャルスキンケアという感覚で施術が受けられるのも魅力です。

肌のハリがキープできると、皮膚とともに気分までもが上向きになるもの。
若々しさや美しさを保つための第一歩として、一度クリニックでのカウンセリングを検討してみてくださいね。