日ごろの生活を見直してハリを取り戻す 冬のたるみ肌対策術
「夏に受けた紫外線ダメージが改善されない」「湿度が下がり乾燥した空気で肌の水分が奪われる」といったことにより、冬は肌の乾燥が気になります。乾燥肌になってしまうと、むくみの原因やハリの低下につながります。
寒い冬でもふっくらとしたハリのある肌をキープするためには、どのようなスキンケアを心がければ良いのでしょうか?
今回は、たるみ肌の原因とハリを取り戻す方法をご紹介していきます。
冬のたるみ肌をつくる原因
1. 乾燥
表皮の内側にある真皮は、コラーゲンと呼ばれる繊維状のたんぱく質が大半を占め、その間にヒアルロン酸などのゼリー状の気質が水分を蓄えています。しかし、年齢を重ねるとともにコラーゲンやヒアルロン酸は減少していき、皮膚が薄くなり保湿機能が低下していきます。保湿機能が低下することで、乾燥を招くのです。とくに、冬は湿度が下がるため肌の乾燥がより進行してしまいます。
2. 紫外線
紫外線が強い季節というと夏をイメージする方も多いと思いますが、紫外線は1年中降いでいます。冬だからといって紫外線対策を怠ると、肌はどんどんとダメージを受けてしまうのです。
紫外線が吸収されると活性酸素を発生させ、肌の奥にある肌のハリを保つ成分に悪影響が及ぶため、肌のたるみにつながります。
たるみ肌対策でハリのある肌に
寒い冬でもハリのある若々しい肌にするためには、普段の食事やスキンケアから対策していく必要があります。乾燥のストレスから肌を守りましょう。
1. スキンケア
乾燥してしまった肌には、入念に保湿ケアをしてあげましょう。
最も乾燥しやすい洗顔後は、すぐに化粧水と乳液やクリームでなじませることが大切です。
外出している際はミストタイプの化粧水を携帯し、こまめに拭きかけたり、マスクをすることも効果的です。
2. UV対策
1年中紫外線が降り注いでいるため、冬もしっかりUVケアしてあげましょう。
普段の生活の場合は、SPF35~40、PA+または++の日焼け止めがおすすめです。
ウインタースポーツなど長い時間外にいる場合は、SPF50、PA+++のものを使うと良いでしょう。
「SPFが強い日焼け止めを使えば対策できる」と思う方も多いですが、肌に負担をかけてしまうためシチュエーションによって日焼け止めを使い分けることがポイントです。
寒い冬は、肌だけでなく体のさまざまな部分に影響を与えます。
体を冷やさないといった内側のケアや、スキンケア・紫外線対策といった外側のケアの両方が大切ですが、一早く肌質を改善したいという方もいるでしょう。
そんな方におすすめなのが、クリニックで行う「臍帯血幹細胞培養液治療」です。「臍帯血幹細胞培養液治療」とは別名ベビースキンと呼ばれ、新生児の臍帯血に含まれている細胞を培養する過程で作られる「培養液」を肌に塗布することで、皮膚のコラーゲンやヒアルロン酸を産生させ、肌質の改善や肌の若返りに効果のある治療です。いつまでも若々しい肌をキープしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょう。