目の大きさが違う 片方の上まぶただけたるみが生じる理由
「右の目と比べると、左の目が小さく見える……」このようなお悩みを持つ女性は少なくありません。
左右の目の大きさが異なって見えてしまう原因はいくつかありますが、その中でもとくに起こりやすいのが、片方の上まぶただけにたるみが生じているというものです。
一体なぜ、片方の上まぶただけにたるみが起こってしまうのでしょうか。気になる原因とあわせて対処方法についても学んでいきましょう。
左右の目の大きさが違う! 片方の上まぶただけがたるむ原因とは?
・いつも決まった横向きの体勢で寝ている
上まぶたのたるみは、加齢による肌のハリの低下や筋力の低下が深く関係していますが、片方だけに著しくたるみがあるという場合、生活習慣が関わっている場合があります。
とくに、睡眠中は横向きが多いという方は要注意。いつも同じ方向で横向きに寝ているという方は、顔の片側だけに圧力や摩擦が加わって肌のたるみが起こる可能性があります。
寝ているときの体勢を意識している方は少ないですが、就寝前は自分の体勢に注意しましょう。
・片目だけこする癖がある
頬杖をついたり貧乏ゆすりをしたりと、意識せずに行ってしまう癖は誰しもありますが、目をこする癖があるという方は注意が必要です。
とくに片目だけをこする癖があると、片方の上まぶただけが伸びてたるんでしまうことがあります。こするだけでなく、普段のメイクや二重テープの使用などでも上まぶたがたるむことがあるため、過度に負担を与えないよう注意しましょう。まぶたに触れるときは、やさしい力加減を心がけることが大切です。
・片目だけにコンタクトレンズを使用している
左右の目の視力に差があり、片目だけにコンタクトレンズを入れているという方は珍しくありません。しかし、この片目だけに入れているコンタクトレンズが、上まぶたのたるみを招く原因になることがあります。
とくにハードタイプのコンタクトレンズを使用しているという場合は、腱膜に負担がかかりやすく、まぶたへの負担も大きくなります。さらに、コンタクトレンズを着け外すときにまぶたを強く引っぱる癖がついていると、まぶたに負担がかかってたるみを招くことがあります。着け外しの際の負担はソフトタイプのコンタクトレンズによっても引き起こるため、普段から十分に注意してください。
片方の上まぶたのたるみを改善するための方法とは?
片方の上まぶただけにたるみが生じているという場合は、これ以上たるみが進行しないように防ぐケアを心がけることが大切です。
就寝時の横向きを控え、たるみが生じないように仰向きで寝たり、目をこすらないよう癖を改善してください。アイメイクや目もとの保湿をするときには強い力や摩擦を加えず、力が入りにくい薬指を使って軽いタッチで行うことが重要です。
また、コンタクトレンズを着け外すときには、上まぶたを強く引っぱるのではなく、下まぶたを下げるようにするのがおすすめです。目を大きく見開き、必要以上に指の力を入れないように気をつけましょう。
片方の上まぶただけがたるむと、左右の目の大きさが違って見えるだけでなく、顔全体のバランスが崩れて見えることにもなります。
このようなトラブルを防ぎ、美しい顔を取り戻したいという場合は、セルフケアに加えて美容クリニックで「上まぶたのたるみ取り」の治療を受けるのもおすすめです。
重瞼ライン切開や眉毛下切開、たるみ取り埋没法などを用いて上まぶたのたるみを解消すると、二重のラインがしっかりと見えるようになったり、左右対称に近いバランスのいい目元を手に入れることができます。
目元はその人の印象を作り、見た目年齢を大きく左右するパーツです。パッチリとした魅力的な目元を手に入れるためにも、ぜひ美容クリニックでの治療をご検討してみてください。