美容クリニックコラム

二重のりでまぶたが伸びる!? この噂の真相と対策方法

二重のりでまぶたが伸びる!? この噂の真相と対策方法 width=

「二重のりを使っていると、まぶたが伸びる……」このような噂を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
二重のり愛用者にとっては思わず耳を塞ぎたくなるような話ですが、この噂はあながち間違っていません。

二重のりの使用方法やまぶたのケア方法を誤ると、まぶたが伸びて憧れのパッチリ二重から遠ざかってしまうのです。
一体なぜ、まぶたの伸びが生じてしまうのか、気になる原因と対策方法を一緒にご紹介します。

二重のりでまぶたが伸びるのはナゼ!?

・二重のりの成分が肌に負担を与えている
二重のりは、接着成分によって皮膚をくっつけて二重を作るというアイテムです。
最近では、汗や水にも強いウォータープルーフタイプなどもたくさん発売されていますが、接着力が強いほど、まぶたへの負担も多くなります。
とくに、まぶたは顔の皮膚の中でも薄い部分です。接着成分によってまぶたがかぶれたり腫れたりすると、その都度肌にダメージが蓄積し、肌の組織が壊れて皮膚の弾力や水分量が低下してしまうのです。

肌の弾力や水分量が低下するとシワやたるみが生じ、まぶたが伸びてしまいます。

・まぶたを引っ張ったり擦ったりすることによる刺激
二重のりを落とすときには、クレンジング剤やぬるま湯を使ってやさしくオフすることが大切ですが、つい指でまぶたを引っ張ったり、ゴシゴシと擦ったりしてしまいがち。
引っ張ったり擦ったりするのは、ほんの一瞬のことですが、これが毎日のように繰り返されるとその際のダメージが徐々に蓄積されていきます。
皮膚が薄いまぶたを強くこすると肌の乾燥や腫れ、かぶれなどを引き起こし、まぶたの皮膚が伸びることにつながります。

・二重のりの使い過ぎ
憧れの二重に近づくためにも、毎日コツコツと二重のりを使っているという方も多いですが、実はこれこそがまぶたが伸びる原因になっています。
二重のりでまぶたをくっつけているときは、常にまぶたを引っ張っているのと同じ状態。

弾力性のあるパンの生地や、柔らかい布を引っ張っていると長く伸びるのと同じように、まぶたも伸びてしまうのです。
まぶたが伸びると、パッチリ二重に近づくことはおろか、老け顔の原因にもなるため注意が必要です。

まぶたの皮膚を伸ばさないための対策術

・二重のりの使い方を見直す
一度でも二重のりで理想的な二重を作ると、すっぴん状態では外出できないという方もいますが、まぶたの伸びを防ぐためにも毎日の使用は控えることが大切です。
二重のりはなるべく刺激の弱いものを選び、使用時間は短時間にとどめるよう意識しましょう。

・丁寧なクレンジングや保湿ケアを行う
二重のりを使った日には、丁寧なクレンジングを行い、極力まぶたへの刺激が加わらないよう優しく落とすことが大切です。
クレンジング剤をコットンに染みこませ、目を閉じた状態でコットンをまぶたの上にのせて、のりを十分にふやかしてからぬるま湯で優しく洗い流しましょう。
クレンジングや洗顔のあとは、目元用のクリームや美容液で保湿ケアを行うことも忘れずに。

二重のりの使い方を見直す

気軽にパッチリ二重が作れることが魅力の二重のりですが、やはりまぶたへの負担は大きいもの。

まぶたの伸びを防ぎ、より美しい二重を作るためには、クリニックで受けられる部分切開による二重整形がおすすめです。
とはいえ、二重整形と聞くと「腫れや痛みが怖い……」「いつか一重に戻ってしまうのでは?」という不安を持つ方もいるでしょう。
二重のりに慣れている方にとって、二重整形は勇気がいることですよね。
しかし、部分切開ならそんな不安も解消できます。
二重のラインを切開して作る手術ですが、腫れがほとんどなく、局所麻酔や痛み止めを併用するため痛みに対する心配もありません。

さらに、一度手術を受ければ一重に戻りにくく、小切開であればわずか30分程度で手術が終わるというメリットも。
まぶたに負担を与え続ける二重のりを続けていくよりも、1回の手軽な手術でパッチリ二重を手に入れたほうが賢いと言えます。
まぶたの伸びによる老け顔やコンプレックスを解消するためにも、一度クリニックでカウンセリングを受けてみてくださいね。

全切開 部分切開

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