埋没法の意味
東京で雪です。久しぶりです。
さて、埋没法ですが、糸で止めることで、二重を作ります。
今日、埋没をして二重を作ったけど、もう少し二重の幅を狭くしたい、という方が来ました。そうすると、現在のラインを下げることになります。それには、入っている糸を抜去する必要があります。
幅を広げる場合は抜去の必要はないのですが、狭くするときは抜去が必要です。抜去するには糸がどこにあるかわかる必要があります。わからなければとることができません。今日の方は糸の結び目が結膜側にあるとのことで、瞼を反転して結膜側を見たのですが、全くどこにあるかわかりません。ある意味、すごく上手にできているな、とは思いました。普通は結び目を皮膚側にすることが多いと思いますが、皮膚側に一切メスを入れずに埋没するということは究極の埋没です。
一方、埋没の利点は糸を取れば元に戻せる、ということです。どこに糸があるか全くわからなくなると取れない。
そうすると、どうなのかな–、という感じもしますね。まあいわゆる、一長一短ですね。