2017年12月13日(水)
MINT LIFT
年末が近づいてきました。年末にはリフトの手術を希望する人が増えます。当院では糸を使ったリフトを多く手掛けています。ゴールデンリフトというリフトが一番の人気ですが、これは溶けない糸を使用します。最近溶ける糸を希望する方が多くなり、手術の内容は同じで糸を溶けるものも使うようにしています。これがMINT LIFTです。基本静脈麻酔で手術中は眠っています。もみあげのところに直径2mmの穴をあけここから「両端針」といって糸の両側に針がついているものを使い、頬の皮下に糸を通します。頬の下で針を出すと糸が皮下に入ります。頬から出た糸は切ってしまいます。これを1本の糸で針が2つですから2方向に糸を入れます。さらにもう1本入れて4方向に糸を通します。糸自体に棘がついていて糸を引っ張れば、頬の組織が持ち上がります。しかし手を離せば落ちてしまいますから、持ち上がった状態で固定される必要があります。穴のところには糸の中央が逆U字型になった状態で2つありますから、この逆U字にU字型に糸をもう1本かませて、今度は上向き、つまり頭皮の下を通します。頭の上の方からU字の2本の糸を引きだしたら、これを強く引っ張ります。すると頬の部分がひき上がった状態で固定されます。糸の出た部分は切ってしまいます。もみあげの上下の糸を咬ませた部分は皮膚の中に入ってしまいますので穴は1針縫っておきます。これで手術は終了です。比較的強く頬が持ち上げられます。といって不自然な感じにはなりません。腫れや内出血はほとんどでない方法です。ぜひ試してみてください。
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Posted by 院長 at 2017年12月13日(水) パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )