2016年05月05日(木)
広い二重の幅について
二重の人でも幅を広げてほしいと希望する人はたくさんいます。特に若い人は幅を広くしたいようです。幅を広げるには二つの方法があります。一つ目は二重の線(皮膚が折れるライン)を上にずらす方法です。多くの人がアイプチでしている方法です。埋没や部分切開の手術ではこれをやります。もう一つはそのラインから折れ重なってくる皮膚を切除する方法です。日本人の二重は上瞼の皮膚の折れ重なりですから、重なってくる皮膚を切除すれば二重の幅は広くなります。埋没や部分切開では皮膚を切除できませんから、全切開の手術のみがこれができることになります。全切開ではこのふたつにことをします。ところで、若い人は二重を広くしたがると言いましたが、部分切開ではあまりに広い二重を作ることはできません。皮膚を瞼板という組織に縫い付ける、ということをしますが、瞼板の高さは10mmくらいしかありません。ですから10mm位の高さに二重の線を求めるような手術はしにくいということになります。そのような場合でも奥の手を使って手術をしますが、できれば全切開の方がいいと思います。ちなみに日本人に合う二重のラインの高さは6から7mm位かと思います。
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Posted by 院長 at 2016年05月05日(木) トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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