2010年06月05日(土)
鳩山さんの親指立てたサインの意味
鳩山首相が退陣した。その前の日には左親指を立てて余裕の表情を見せていたとされる。続投への意思は充分とだれもが思った。しかしあっさりと退陣した。この後菅さんが民主党代表選に勝利した。その時の鳩山さんはとてもうれしそうな顔をしていた。ここに実は親指を立てた深い意味が隠されていたのだ。鳩山さんは昨年の衆院選で政権交代を果たしこれから頑張っていこうと思っていたはずだ。しかしいろいろな課題にぶつかってなかなかうまく進まない。党の方を小沢さんががっちり握っていて思うようにならないからだ。いつのころからか小沢さんを辞めさせなければ民主党が考えていたの本当の改革はできないと思い始めた。そんな中で自身の政治資金の問題が大きくなってきてしまった。更に小沢さんのお金の問題も大きくなってきた。そこで鳩山さんは考えた。普天間の問題を使おうと。鳩山さんはもっと早く普天間の問題を昨年の暮れにでも決めようとすればできたのにそれをわざと5月に伸ばしたのだ。参院選がある前にわざと時期を決めたのだ。それまで自分はわざと何も決められないおバカな総理大臣という役柄を演じていたのだ。オバマ大統領に相手にされずルーピーといわれながらもずっと耐えていたのだ。そして、参院側が鳩山さんでは選挙を戦えないと言ってくるのをじっと待っていたのだ。そして最後に「じゃー、自分も辞めるけど小沢さんも辞めてね」って言うことにした。小沢さんは辞めるつもりはなかったけど、参院選挙が近付いている。ここは辞めるしか選択肢が無くなってしまった。鳩山さんはいつか小沢さんを辞めさせなければと思っていたことがついに実現する。鳩山さんと小沢さん、輿石さんの三者会談で、小沢さんが辞めてもいいと鳩山さんに約束した、その確約を得た後の親指立てのガッツポーズだったのだ。菅さんと一緒に作った民主党だった、だから小沢さんに乗っ取られた感じになっているこの状況を打破できる、俺はルーピーと呼ばれてもいい、やっと小沢さんを排除できたぜ―、イェー、みたいな意味のガッツポーズだったのだ。そう考えると、鳩山さんてなんて頭のいい人なんだろう、何カ月もかけてこの計画を練り上げていたんだ。日米同盟が危機にさらされても何でもとにかく小沢さんを排除して真の民主党の政治改革をやろうとしたんだ。菅さんが選出された時の満面の笑顔は「俺は捨て石になるけど、菅、おまえに頼んだぞ」っという意味だったんだ。なんという麗しい友情、日本の将来を考えた深ーい意味がそこに隠されていたんです。鳩山さん、バンザーイ、ってなわけないか?
Posted by 院長 at 2010年06月05日(土) トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
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